家のネットワーク全体を守る!子供にスマホを持たせる今だからこそ考えたいセキュリティ対策その2【AD】

前回は、IoT機器を一括でセキュリティ対策可能な「Bitdefender BOX」の新製品発表イベントに参加して、「自宅のインターネットセキュリティを見直さなければ・・・」と認識をしました。

今回はその「Bitdefender BOX」を実際にモニターさせて頂く機会を頂きましたので、自宅のネットワーク環境へ導入し約10日程度(記事執筆時点)使用してみました。


我が家では、ちょうど子供にスマホを持たせるタイミングでして、キャリア側から提供されていたセキュリティ対策アプリの使い勝手が悪い、という現実に直面しておりました。
そこで、Bitdefender BOXの使い勝手を中心に、実使用レポートをします。
この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

Bitdefender BOXの新製品発表イベントのレポートは下記にリンクを貼っておりますので、あわせてご覧ください!

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家庭内のIoT機器を一括対策!

紹介する「Bitdefender BOX」は家庭内のPCやスマホはもちろんのこと、WiFiに接続している機器を一括でセキュリティ対策してくれるという優れもの。
WiFiルーターに接続することで、WiFiに接続している機器をすべて監視してくれます。

ちなみに我が家では16台もの機器がありました!
PCやスマホ以外では、プリンターやスキャナー、ロボット掃除機なども対象になるのです。


WiFi接続できるIoT機器はとても便利ですが、一方では常にインターネットを通じて外部からの脅威にさらされる可能性があるという事なのです。

そんな脅威があるとは知らずに無管理でしたので、このように見える化する事でセキュリティ意識も増しますね。

下の写真は、それぞれの端末がインターネットにアクセスしている状況を数値とグラフ化をしてくれている画面です。


子供のスマホをセキュリティ対策!

我が家の大命題は、子供のスマホのセキュリティ対策をどのように行うか?という点についてです。

Bitdefender BOX導入前は通信会社から案内されていたセキュリティアプリをインストールしていました。
このアプリは動作に柔軟性が無く、アクセス制限がかかる部分とかからない部分が極端だったり、いつの間にか制限が解除されていてすべての動作が監視対象からスルーになっていたりと、使い勝手が悪かったのです。

このBitdefender BOXでは「お子様保護」という機能が盛り込まれております。
早速「Bitdefender Central」という管理画面を使って、子供のスマホ端末を登録することでペアレンタルコントロールを効かせてみます。

管理画面では閲覧可能なWEBサイトや利用可能なアプリ、ブロックしたいサイトやアプリなどを簡単に設定できます。

「趣味」というタブがその機能に該当するのですが、この中にある「出会い」や「ファイル共有」などカテゴリー分けされている該当項目をチェックする事でアクセスのフィルタリングを掛けることが可能になります。

ちなみにこのフィルタリング機能の詳細をサポート窓口に確認してみたところ、Bitdefender独自のアルゴリズムで行われており動作の詳細などについては非公開という事でした。


では実際に長男のスマホを使って、フィルタリング設定したカテゴリーが本当にブロックされているのか試してみましょう。

出会い系サイトを実際に接続してみます。
Googleで「出会い」と検索をして表示されたサイトに行ってみました。


そのサイトをタッチして進もうとすると、ブロックが行われアクセスできない表示がされます。
お!きちんと効いてますね~


Bitdefender Centralは親(管理者)のPC等で管理しますので、子供のスマホは手元になくても設定可能です。

先ほどの管理画面ではカテゴリー毎でブロックを掛けていますので、サイトによっては見ても良いと許可できるものもあります。
こちらについては、子供と会話をしながら細かく設定していきます。

「除外設定」という機能がありますので、ここに閲覧しても良いサイトのURLを打ち込んで「許可」とする事で個別にブロックから除外をしていきます。


例えば、子供からゲームに関するブログが見たいという希望がありましたが、当初は「ブログ」というカテゴリーをブロック対象としていたことにより閲覧できない状況でした。
ここで、先ほどの除外設定にて対象URLを入れる事で、このサイトだけは見て良いという許可を与える事ができました。


個別に除外設定は少し面倒かな?と思う方もいるかもしれませんが、玉石混交のインターネットの世界から子供を守るには子供と対話をしながら、このような設定をしていく事が必要かと思います。


あと、これは便利!と感じたのが「場所」タブでの位置情報表示です。
どこに遊びに行っているのか?という事がわかることで帰宅が遅い時などには安心できますね。

この画面では端末の位置情報を把握できるという事と、インターネットに接続して良いエリアと接続してはいけないエリアの制限をかける事の2通りの使い方ができます。


ただ、インターネットアクセスの可否のエリア制限については、私の今の用途では使い道は無い感じです。
遠くにいればいるほどネットにはつながっていて欲しいです。
LINE電話なども制限されてしまうので、そのような点をふまえて設定する事が必要ですね。

安心できるブロック機能

このBitdefender BOXはWiFiルーターに接続することにより、インターネットセキュリティ対策を行っていますが、本当につなぐだけで実現するの?と感じる方もいるかもしれません。

という事で、実際に私のメインPC(Windowsマシン)でフィッシングサイトにアクセスを試みました。
良い子はマネしないように!笑

まずブラウザにフィッシングサイトといわれているURLを打ち込んでEnterキーを押す・・・と早速「このサイトは、セキュリティ保護のためブロックされました」との表示が!
お、効いてますね。

ちなみに、このPCには他社製のウィルス対策ソフトも入っているのですが、この画面の記載をみるとBitdefender BOX側でブロックが効いているという事ですね。


次にBitdefenderのセキュリティアプリを入れたスマホで同じサイトにアクセスしてみます。
あえてBitdefender BOXで守られたWiFi環境から出て、一般のネットワークでの想定という形で試しました。

Bitdefender Mobile Securityが「このページは危険です」と、こちらも確実にブロックしてくれています。


守られている事を実感できますね~。笑

しかも、このように有害サイトへアクセスしたことによるブロック情報もBitdefender Centralで確認する事が出来ます。
自分の端末ではなく、登録している家族の端末がアクセスしている場合もここで把握する事が可能ですので、頻繁にそのようなサイトに行っている場合などは注意もできるわけですね。


では、どのくらいの頻度で有害サイトやウィルスなどの最新情報が更新がされているのか?という点は通知機能で確認可能です。
この日は数時間おきに4回もアップデートされていますね。


Bitdefender BOXの環境下ではインターネットによる脅威を防ぐ事はできますがモバイル環境に持ち出してのインターネット通信やUSBメモリなどからの脅威に対してはセキュリティソフトが必要ですので、同梱の「Bitdefender Total Security」をインストールしてください。

導入&設定について

Bitdefender BOXの導入と設定については、現在使っているルーターにLANケーブルでつなぎ、アプリに表示されるステップを選びながら進むことでセットアップできるようになっております。


通常のセットアップでは現在使用しているWiFiルーター内の機能の一部をBitdefender BOXが行うような形で、通信やWiFi接続機器を監視します。
既存のWiFiルーターを使用しながら運用しますので、すでにWiFiルーターに紐づけされているWiFi機器を繋ぎなおししなくてもそのまま使用可能です。

と、ワンタッチでとっても簡単につながりますよ!と言いたいところですが、環境によってはスムーズに行かない事もありますのでご注意下さい。

実は私の場合は導入途中でエラーが出て、サポートセンターへ連絡するようにアナウンスする画面が出てきました。


このメッセージに出ている電話番号にかける事で、対応方法を教えてくれますので悩まずにすぐ電話です。

但し、設定を行っているスマホで電話をすると、会話をしながら設定するのは結構難しいかと思いますので、その場合は違う電話で掛けてスマホ画面を見ながら状況を話するという事が良いと思います。

トラブルシューティングをしながら進むと、私の場合はWiFiの機能も含めてBitdefender BOXで運用する形となりました。

この場合は背面のLAN端子を「WAN」側での接続となります。
既存ルーターのDHCPサーバーの設定変更が出来ない場合や、ルーターそのものが無い環境では、この使用方法となります。


Bitdefender BOXをルーターとして使用する場合は、WiFi仕様が2.4GHzしかありませんので、既存で使っているものが5GHz対応している場合は、通信環境の快適性が下がってしまう事が考えられます。

Bitdefender BOXを再設定して既存WiFiルーターを活かす

あとあと調べてみると、使っていた既存のWiFiルーター(J:COMで使用中のHUMAX)は「DHCPサーバー」機能を手動でOFFにできることがわかりましたので、改めて再設定してみました。

下の写真は既存で使っていたJ:COMのHUMAXというWiFiルーターの管理画面ですが、「DHCPサーバー設定」が「有効」になっている部分を「無効」に切替ます。


これで再セットアップすると、一般的な接続設定となり背面のケーブルはLAN側での接続になります。


私の場合は遠回りして2種類の接続を試す事になってしまいましたが、最初のセットアップ時に既存のWiFiルーターの取扱説明書を用意して、DHCPサーバーを無効設定にできるのか?を確認してからセットアップを行う事をお勧めします!

さいごに

実際に使ってみると家庭内のIoT機器を網羅でき、子供のスマホにもセキュリティ対策が行き届いたという点で、今までのセキュリティソフトウェアをしのぐ実用性を実感する事ができました。

導入コストについは、希望小売価格¥14,800(税別)でハードウェアの「Bitdefender Box」と、セキュリティソフト「Bitdefender Total Security Multi Device」が同梱されています。

しかもこのセキュリティソフトは家庭内に限って台数無制限ライセンスですので、家族でたくさんのモバイル機器を所有していても網羅できます。
一般的には台数制限ライセンスの物が多いので、そういた点でもかなりメリットがありますね。

また翌年以降の更新費用は¥9,000(税別)となっております。


家庭内の端末台数が多い方はかなりお得な気がしますので、是非導入検討してみてください。

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