星空写真撮影時に威力を発揮!PENTAX K-1のファームウェアアップデートVer.1.40

2016年11月にPENTAX K-1のファームウェアアップデート1.40が公開されております。

昨年はバージョンアップせずに放置しておりましたが、星空写真を撮影しに行くことがきっかけでバージョンアップをしてみましたが、使ってみるとなかなか良いですね!

天体撮影の機能強化のバージョンアップなので、星を撮らない人は全く使わない機能ですがね。

PENTAX K-1+TAMRON28-75 F2.8多重露光 比較明合成

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アップデートのイチオシ機能

見た目が大きく変わる機能が搭載されています。
それは背面液晶モニターが赤色表示できるのです!


星空撮影をしない人には全く意味がわからないと思いますが、星空写真の撮影時にはもちろん周りが真っ暗ですし、人間の目も暗い所に慣れる「暗順応」しているのでより星が見やすくなっているのです。

そこで普通の白色の光を浴びてしまうと、目が明るい方に慣れる「明順応」の状態になるので、星が見えにくくなってしまうんですね。
なのでカメラの液晶の光もかなり刺激的なんです。

それが赤い色の光だと目に優しくて、刺激されずに活動できるのです。


今回撮影に行った真っ暗な現場でも威力を発揮してくれました。


ちなみにヘッドランプも赤色が出るものを使うのが基本です。
私が使用しているヘッドランプはコチラ。
ビクセンで天体用に販売しているのは少し高いので安いこの商品を利用しています。笑

その他の機能

では、今回のバージョンアップの内容を一通り見てみましょう。


1.赤色画面表示
2.バルブタイマー機能
3.ノイズ軽減処理
の3機能追加。

赤色表示は先ほどの通りです。

バルブタイマー機能は、バルブ設定時にタイマー露光との切替が簡単にできるようになりました。

さいごのノイズ軽減処理はJPEG撮影時に適用される機能ですが、星空写真撮影の長時間露光時にはノイズリダクションをキャンセルして撮りますが、天体撮影用にチューニングされたノイズリダクションを適用してくれるみたいですね。

私はRAWで撮っているので、3番目はあまり意味がないかな。

K-1の星空写真機能

ファームウェアアップデートで更に機能強化された星空写真機能ですが、K-1にはもともと天体撮影に適した機能が入っています。

このアストロトレーサーは最高ですね!


星を撮る時は長時間露光をするのですが、たとえ30秒程度でも星が移動してしまうのでピッタリ点で写すことが出来ないので、通常は「赤道儀」というものを使う必要があるのですが、K-1にはGPSが内蔵されているのでセンサーを星の動きに合わせて追尾して点光源として撮影可能になります。

【参考商品】

さいごに


という事で星空撮影機能も強化されたK-1で2017年は天体撮影に積極的に出かけたいなと考えております。




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