ボート操船のレベルアップに最適な「マリン塾」を体験!初心者に絶対オススメですよ #ヤマハマリン

船舶免許を取得してから意外とコンスタントに操船している私ですが、最近はしばらく操船できていなくて感を取り戻したいな〜と思っていましたらヤマハ発動機様より「マリン塾」の体験イベントのご案内を頂き、今回参加させて頂きました。


実技中心に行われ、みっちりと教えて頂けるので初心者にオススメの内容となっていますので、ご覧ください。

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マリン塾って?

ヤマハ発動機が全国にシースタイルというレンタルボートのネットワークを展開しておりますが、その中のボートレッスンのプログラムになります。
1級か2級の小型船舶免許を持っている人なら誰でも受講できます。

レベルや目的ごとに数種類のプログラムが用意されていますので、超初心者からベテランまで対応しています。


船舶免許は取ったけど、その後なかなか度胸がなくて乗れていない・・・、とか前回の乗船から少し間が空いてしまってうまく操船できるか不安・・・など、そういう人多いんじゃないかと思います。

私も前回の操船から半年くらい間が空いてしまって、ちょっと不安だな〜と感じながらおりました。

ちなみにこのマリン塾(操船マスター フライングブリッジ編)に以前申し込みをしたことがあるのですが、悪天候の影響で講座がキャンセルになってしまった経験があるのですが、そのような場合は受講料も返金となりますので安心して申し込みできます。
※自己都合の場合はキャンセル料の発生がありますのでご注意ください。

詳細はHPでマリン塾を調べてみてくださいね。

操船マスターⅡを受講

今回のイベントで受講したのは「操船マスターⅡ」という内容です。
初心者から一歩進む内容構成となっており、航海計画や海況変化に応じた操船術を学びます。
と言っても、特に難しい内容ではありません。
車でドライブに出かける時も目的地までのルートや距離、渋滞予測などしてから出発して、状況に合わせて若干ルートや平均速度を変えたりすると思いますが、そう言った内容をボートでもやると想像してもらえば良いと思います。

スケジュールは下の表の通りで、少し座学をやってからは実技主体となります。


今回の会場のニューポート江戸川さんの「東京湾・横浜ベイエリアコース」で、出発がニューポート江戸川、折り返し地点が横浜ベイサイドマリーナというルートでの実技です。


久しぶりの海図で・・・

レンタルボートにはGPSが搭載されているので、自分がどの辺にいるのかは把握できますが海上には道路がないのでカーナビのようにルート案内はしてくれないんです。泣

という事で、少し遠出する時には事前に海図を確認する事でより正確な計画を立てる事が可能になります。


出発点から、経由地・目的地までのルートを三角定規とディバイダを使って地図上に落とし込んでいきます。


これをやっておくと、コンパス方位を見て平均速度がこれくらいなら、所要時間どれくらいで到達するって事がわかるんです。


私は今年の春先に1級免許取得時に一度勉強したのですが、普段使ってないので忘れていまいますね〜。
知識を思い出すのにも良いですし、2級の方は海図自体扱うのが初めてという人も多いと思います。

この後の操船で、先ほど確認した方位を見ながら操船して対象物に到達するのを実感することができます!


大きな目標物なら遠くからでも視認することもできるものもありますが遠距離だったり、モヤがかかったり雨天の時は見えないので、キャプテンならこの程度は把握して安心安全な航海をしないといけませんね。

もちろん海に出る前には海況の確認も怠らず。
朝一の状況だと風が強くて、結構厳しい状況でしたが出港時には落ち着いてきていたので当初のルートで問題なしと判断。


こういったところもしっかり教えてもらえます。

いざ海へ!

講習で使ったのはFR-23。
この船はキャビンもしっかりあって、安定感やコントロール性も良いので安心です。


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離岸の手順や前進離岸・後進離岸の状況判断などもレクチャー。
ニューポート江戸川は川にあるマリーナなので、潮が大きく上げていない時には上流からの流れがあるので、船首を桟橋から離すと船体と桟橋の間に流れが入ってくるので、そのまま自然に下流側に回頭を始めるので前進離岸がベストと。


後進離岸すると、常に川の流れで船体を桟橋側に押されるから苦労しても全然離れない・・・ってことになるわけです。
なるほど〜!

マリーナから河口付近まで浅瀬が多い地帯なので、そう言った危険箇所も目で見ながら教えてもらいます。
葛西臨海公園付近は浅瀬地帯なんです。


このようにそのマリーナでは必ず注意点やローカルルールがあるので、こういったことを学んでおくと別なマリーナで借りる時にも自然とその事が気になりますし、どういったところを見て針路をとるべきか?という経験値が高まります。

河口を出てからは、経由地の風の塔へ針路をとって4,000回転くらいで海上を滑走していきます。
視界も良好で対象物も目視で確認できたので、周囲の状況を見ながらひたすら進む!


経由地から折り返しの横浜ベイサイドマリーナは目視できませんので、コンパスを見ながら進みます。
これも、一度針路をコンパスで合わせたら地上の対象物を見つけてそれに向かって進むことで、視程も広くとれるし進行方向にある障害物の発見も早くできるようになります。

風はおさまってきているとは言え、海上はそれなりに波がありましたので「ビビり〜」な私は船体がジャンプするのが嫌なので、大きめな波の時は少しスロットルを戻したりしていましたが、今回のような海況ならそこまでしないで進んだ方が良いというアドバイスももらいました。


加速・減速が頻繁に起きる操縦となるので、ピッチングで場合によってはゲストが酔ってしまうことがあるという事なんです。
お〜勉強になるな〜!

ちなみに帰り道は白波が立ち始めたので、そのままの速度と進路で突き進むとウォータースプラッシュのようなアトラクション状態になるので、加減速が有効だったかな。

実技中も適宜観光スポットを寄りながらですので、適度に息抜きできてボート遊びの楽しさを実感できます。


場合によっては講師の方が操船フォローしてくれますから、安心して操船できます。



ロープワークのおさらい

キャプテンならロープワークも一人でこなさなければカッコ悪いですよね。
だけど忘れるんです、コレが・・・。笑

係留作業や出航作業時に使うロープワークを再確認。


クリート止めは得意です。笑
私は横浜ベイサイドマリーナで免許講習を受けていて、ここの桟橋はクリートなのでこれができないと試験に合格しませんのでみっちりやりました。


FR23の場合は側面にあるフェンダーがキャビン横にあるのですが、これは窓からやるのが安全ですね。


さいごに

一通りの講習を終えて夕方には帰港となります。
綺麗な夕日を見つつ、あ〜海最高っ!という気分になります。


出航から途中寄港して戻って来るということがベテランの講師の元でレクチャーを受けられますので知識もしっかりしたもので、その場所の最新の情報を教えてもらえます。

海上は道路もないので、どっちに船をかわすべきか?とかこの浮標の意味は?とかを学べます。

免許取ったけど不安で・・・という方には是非お勧めいたしますよ!
是非ヤマハシースタイルのHPで確認してみてください。
自分にあったプランが見つかると思います。

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