SIGMAの広角レンズの撮影でゴミの写り込み発見!初めてレンズを工場修理に出してみた

前回のブログ記事で建築竣工写真の撮影中に、ゴミの写り込みを発見して現場での対処について書いておりますが、今度は帰宅後のレンズの修理についてです。

初めてシグマのメーカー修理に出すことになりましたが、私のやった手順とその顛末についてです。


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レンズのゴミ?キズ?

レンズが原因という事は概ねわかってきたのですが、単純にゴミなのかわからなかったんです。

というのも、広角レンズの大きな前玉に点のようなものがついていて取れない・・・
下の写真もわかりにくですが、丸の所に点があるんですよ。
どうやらコーティングが禿げたような感じでした。触っても凹凸を感じないので。


さてさて、これって治せるの?いくらかかるの?
そして原因はこれなの?
という疑問を思いつつシグマのHPを見てみました。

修理受付

シグマのHPに行くとサポートの案内がありましたので、修理案内をまず確認する事に。


手順も書いてあって、修理品に同梱する修理依頼のフォームとかもここにあります。
ただ、今回は原因が何なのか?修理できるのか?など疑問点があったので工場に先に送っても意味がないかも知れないと思いましたので、やり方を変えました。


先に問い合わせてみる!

レンズも12-24mmの古い型だったということもあり、まだ修理可能か問い合わせてみる事にしました。

これは「お問い合わせ窓口」に相談してみる事に。
画像も送った方が良いと思ってメールで送ってみます。
下の写真の右側にメールアドレスがあるので、こちら宛に問い合わせ。


この時には、
・型番
・症状
・レンズの不具合部分の写真
・症状の写真
を一緒に送りました。

送って翌日には返信があり、レンズクリーニングが可能という事と概算金額も送ってくれました。

という事で、早速工場発送の手続きをとりますが、この時には修理依頼票を記入するのとメールの本文もコピーして同梱しました。


1週間くらいで、修理完了の報告と代引きで製品を送り返す旨のメールが届きました。

あれ?治ってない・・・

治って届いたかとウキウキして製品を開封してテスト撮影。
あれ、ゴミ写るじゃん・・・
ちょっと場所がズレた気がする。


再度別なレンズに変えて試すと写らないので、やっぱりレンズが治ってない・・・
不満たっぷりでメールでその旨返信すると、お詫びの言葉と今度はカメラ本体と一緒に送って欲しいという回答。

撮影案件が結構あったので本体を発送するのはかなり気が引けたのですが、スケジュールを調整しつつ送るタイミングを検討してみました。

と、その前にカメラ本体をメーカー(リコーイメージング)に持ち込んで診てもらった方が、カメラ側の状況も確認できるので良いかと思い、リコーイメージング新宿でダストの状況確認とセンサークリーニングを一緒にしてもらいました。

実際には今回の問題のゴミの他にもF22まで絞ると写る細かなダストがあったので、綺麗にしてもらう丁度良い機会になりました。
この時にリコーにあるカメラで当該レンズをつけて確認してもらったらダストが写っているので完全にレンズですね!とお墨付きももらえました。


という事で、リコーでの話をいったんシグマにメールして業務でカメラを使っているので、同梱するのが厳しいという事を書いたら、レンズのみでの発送にOKしてくれましたので、再発送となりました。

今回は着払いで送ってくださいとの対応。

待つ事数日。
整備完了の連絡が来て、到着した品物はきちんと治っておりました。
もちろん今回は無償修理です。

さいごに

今回のレンズ内のゴミについては、シグマからは詳しい説明はありませんでしたが、リコーイメージングで色々聞いてみたところ、すごく小さなゴミで通常の検査では問題なしのレベルの状況かもしれないですとの事。

あと、前玉についていたコーティング剥がれが原因でゴミのように写る事があるのか?と聞いたとことコーティング剥がれがこんなゴミの様に写ることは無いと思いますよとの答えでした。

ちなみに、センサーのクリーニングは自分で取ることができなかったダストが綺麗に取れたので良かったです。
購入直後はダストが目立つ事が多い様ですので、メーカーに持ち込んでクリーニングすることをお勧めします。

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