今年の11月に鈴鹿サーキットで行われる、モータースポーツの歴史を垣間見る事ができるイベント「SUZUKA sound of ENGINE 2016」に向け、日産が数々のドラマを生んだマシンの走行テストを行いました。
今回はベストカーアンバサダーの企画に参加して、メディアとしてマシンのすぐ横でこの走行テストをみる事ができ、迫力満点のサウンドに感激でした。
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ツインリンクもてぎの南コース上で行われた走行は、あくまでマシンの調子や走行状態を確認するもので、全開走行は行わずにオーバルで数回走行するというもので5台のマシンが参加。
1982年のスーパーシルエットレースで2勝、翌年4勝した570馬力以上のモンスターマシン「スカイラインスーパーシルエット」
打倒ポルシェを目指して日本初のプロトタイプカーとなった「R380」。
1966年にポルシェ906と対決し見事優勝となったマシン。
「ニッサンR92CP」は1992年にデビューしたマシン。
日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権シリーズのチャンピオンマシン。
スポーツカー世界選手権が1991年に自然吸気(NA)3,500㏄エンジン規定となったために開発したV型12気筒を積み込んで搭乗したNP35。
参戦数は1回のみの幻のマシン!
スカイラインGT(S54A-1型)は1964年の第二回日本グランプリGT-Ⅱレースでの必勝を期してプリンス自工が製作したスペシャルマシン。
2~6位を独占という成績も残した歴史的なマシンです。
ヒストリックマシンという事で、普段は走行せずに展示・保管されている車なので鈴鹿でのイベントを前にきちんと走行できるような調整を行っておりました。
全開走行は行わないと言っても、2週目くらいからは少し速度を上げて走り抜けてきますので迫力のエギゾーストノート♪
走行途中や走行後にドライバーからの具合を聞いて調整の必要箇所を確認しております。
タイヤもスリックからレインタイヤに交換してテストも行われました。
父が星野一義というレース界のサラブレッドである星野一樹氏が今回のテスト走行を担当。
5月に行われたSUPER GT 第2戦富士 GT300クラスで優勝をするなど、今年も順調に結果を出している選手です。
5台のマシンそれぞれに乗り込むところからみていましたが、結構小柄な星野一樹選手でも乗り込みに苦労しているマシンなどもあって、かなり過酷な環境でギリギリまでマシンサイズなどを切り込んで作られたのだろうな~と感じるものもありました。
テストを終えてマシンから下りるところもカッコイイですね~レーシングドライバーは。
マシンを下りたあとに、それぞれのマシンの状態や感想を率直に口にだしていました。
この5台の中で一番古いS54Aは「エンジンの状態が凄く良い!」
ちなみに、このマシンって日産名車再生クラブがフルレストアしている物で、非常に状態良く保存されているのですね。
「R380」は結構クセあるマシンのようなコメント。
この車はキャビン自体も狭くて、乗り込みもかなり苦戦していたマシン。
それとNP35については、「めっちゃ気持ちイイ!音が最高!」って言われておりました。
最後にベストカーアンバサダーの記念写真の席でもNP35の気持ちよさを語ってくれており、NAマシンという事で「音は最高だが前に進まない」なんてこぼれ話も頂き、星野選手の人柄の良さも間近で感じる瞬間でした。
クルマってやっぱり楽しいですね。
その時代時代のマシンデザインや様々なレギュレーションを反映していて。
S54Aのインテリア写真を最後に。
スカイブルーの外装とホワイトの内装、今のレーシングカーではありえないシンプルさがとってもカワイイ印象でした。
クルマ好きで今回のような特別な体験がしたいという方は、ぜひベストカーアンバサダーに登録してみましょう!
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今回はベストカーアンバサダーの企画に参加して、メディアとしてマシンのすぐ横でこの走行テストをみる事ができ、迫力満点のサウンドに感激でした。
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歴史的マシンたち
ツインリンクもてぎの南コース上で行われた走行は、あくまでマシンの調子や走行状態を確認するもので、全開走行は行わずにオーバルで数回走行するというもので5台のマシンが参加。
1982年のスーパーシルエットレースで2勝、翌年4勝した570馬力以上のモンスターマシン「スカイラインスーパーシルエット」
打倒ポルシェを目指して日本初のプロトタイプカーとなった「R380」。
1966年にポルシェ906と対決し見事優勝となったマシン。
「ニッサンR92CP」は1992年にデビューしたマシン。
日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権シリーズのチャンピオンマシン。
スポーツカー世界選手権が1991年に自然吸気(NA)3,500㏄エンジン規定となったために開発したV型12気筒を積み込んで搭乗したNP35。
参戦数は1回のみの幻のマシン!
スカイラインGT(S54A-1型)は1964年の第二回日本グランプリGT-Ⅱレースでの必勝を期してプリンス自工が製作したスペシャルマシン。
2~6位を独占という成績も残した歴史的なマシンです。
調整とテスト
ヒストリックマシンという事で、普段は走行せずに展示・保管されている車なので鈴鹿でのイベントを前にきちんと走行できるような調整を行っておりました。
全開走行は行わないと言っても、2週目くらいからは少し速度を上げて走り抜けてきますので迫力のエギゾーストノート♪
走行途中や走行後にドライバーからの具合を聞いて調整の必要箇所を確認しております。
タイヤもスリックからレインタイヤに交換してテストも行われました。
ドライバーは星野一樹選手
父が星野一義というレース界のサラブレッドである星野一樹氏が今回のテスト走行を担当。
5月に行われたSUPER GT 第2戦富士 GT300クラスで優勝をするなど、今年も順調に結果を出している選手です。
5台のマシンそれぞれに乗り込むところからみていましたが、結構小柄な星野一樹選手でも乗り込みに苦労しているマシンなどもあって、かなり過酷な環境でギリギリまでマシンサイズなどを切り込んで作られたのだろうな~と感じるものもありました。
テストを終えてマシンから下りるところもカッコイイですね~レーシングドライバーは。
マシンを下りたあとに、それぞれのマシンの状態や感想を率直に口にだしていました。
この5台の中で一番古いS54Aは「エンジンの状態が凄く良い!」
ちなみに、このマシンって日産名車再生クラブがフルレストアしている物で、非常に状態良く保存されているのですね。
「R380」は結構クセあるマシンのようなコメント。
この車はキャビン自体も狭くて、乗り込みもかなり苦戦していたマシン。
それとNP35については、「めっちゃ気持ちイイ!音が最高!」って言われておりました。
最後にベストカーアンバサダーの記念写真の席でもNP35の気持ちよさを語ってくれており、NAマシンという事で「音は最高だが前に進まない」なんてこぼれ話も頂き、星野選手の人柄の良さも間近で感じる瞬間でした。
さいごに
クルマってやっぱり楽しいですね。
その時代時代のマシンデザインや様々なレギュレーションを反映していて。
S54Aのインテリア写真を最後に。
スカイブルーの外装とホワイトの内装、今のレーシングカーではありえないシンプルさがとってもカワイイ印象でした。
クルマ好きで今回のような特別な体験がしたいという方は、ぜひベストカーアンバサダーに登録してみましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます。 役に立ったり気に入って頂けましたら、是非フォロー&シェアをお願いします!
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