こんにちは、ゆたか(@goyutaka)です。
デジタル一眼レフで撮影していて、なんだかピントが甘いな〜とか撮影した時に合わせた場所より少し前や後ろにピントがあっている気がする・・・なんてことに出会う事があります。
今回オークションで入手した少し古いレンズ(下の写真の左側)のピントがイマイチだな〜と感じて、メーカーに出す時間もなかったので自分で確認と調整をしてみました。
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自分で調整するとは?
きちんとやる場合はメーカーに持って行くのが間違いないですが、私の場合は時間もなかったのとメーカーに確認に出す場合はレンズと一眼レフ本体共に送らなけらばならいのです。
さすがに予備機なんて持ち合わせていませんので、手元に一時的に機材がなくなるのは色々と都合が悪く。
という事でデジタル一眼にプログラムされている「AF微調整」という機能を使って行います。
使用しているカメラはPENTAX K-1とK-5Ⅱですが、両方ともこの機能がありレンズが20種類登録可能です。
レンズを交換するとレンズ情報を読み取ってくれて、一度設定したものを自動的に呼び出して調整してくれます。
ただし、今回調整をした結構古めのSIGMA 18-35 F3.5-4.5と、改めて最近入手したちょい古のSIGMA 12-24 F4.5-5.6はそれぞれ別の個体として認識しなかったので、古めのレンズの場合は要注意です。
そしてAFの動作確認の為のターゲットを作ります。
このターゲットの作り方は、「studio9」さんで紹介されているので下のリンクで確認してください。
印刷用のデータも出力できます。
これは超便利ですので、一度作っておくと良いです。
私は台紙にはAmazonの梱包の底に入っているダンボールを使用しました。
テストチャートを撮影する!
テストチャートを設置したらカメラを三脚に乗せてカメラとチャートの距離を1〜2m程度に設置します。
撮影はシャッターを押した時の手ぶれを防ぐためにセルフタイマー機能を使いました。
テストチャートのセンター部分にフォーカスをセットして撮影。
絞りは開放で、被写界深度を浅くしておきます。
撮影データを拡大して確認するのですが、カメラのモニターを使うよりPCで見た方がよりわかりやすいです。
データ確認をする
1本目の標準ズームレンズは全く問題なしのようで、0の位置にピントがあります。
では次に広角レンズでチェック。
広角レンズは出来るだけチャートに寄せて撮影しないと、被写体が小さくなってしまうので注意が必要です。
下の写真の左側は調整なしの状態で撮影したもので、右側は調整をしています。
右の方が気持ちシャキッとしているかな。
調整は先ほどのAF微調整で、ダイヤルをグリグリと回して合わせます。
ちなみに今回の場合は前ピンだったのを、後ろ側に調整というものです。
あとは、この調整の数値を色々試してみて自分が納得する設定値を見つけてみてください。
ちなみに先述の古いSIGMA 18-35 F3.5-4.5はMaxマイナス側に振って、まあなんとかという感じでしたので、これ以上の調整はやはりメーカーに出すしかないようです。
さいごに
レンズの調整は余裕があるときにメーカー持ち込みが一番安心できますが、このような手軽に微調整が出来る方法を知っていると緊急のときに対処可能です。
※カメラに微調整の機能があることが前提ですが。
あと気づいたのは、撮影時の立ち方・構え方が悪くてピン甘になっている感もありましたので、撮影時の姿勢を気にして撮るように変えました。
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