こんにちは、ゆたか(@goyutaka)です。
太陽が入った写真を綺麗に撮りたいな〜と思っても、白飛びしたり他の風景が真っ暗になったりとどうやったら綺麗に撮れるのかな?と考えてしまいますよね。
今回はAdobeのLightroomを使って初めてHDR写真を作ってみました。
それがこちらの写真です。
富士山から上がる日の出と右側の暗い部分が同じ1枚におさまっています。
では、早速やってみましょう。
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まず写真を撮影!
写真は一眼レフでファイル形式をRAWで撮影しています。
JPEGでもできないことはないと思いますが、画質の劣化を考えるとRAWで撮影をオススメします。
撮影は明るさの違う写真を2枚以上撮影します。
では太陽が綺麗に写る写真。
太陽は輪郭が出てますが、その他の部分は真っ暗で何が何だかわからない状態。
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PENTAX K-5Ⅱ ISO100 f/9.0 1/500 |
可能でしたら三脚で撮影したほうが同じ位置で撮影できるのでオススメですが、今回は手持ち撮影をしました。
手持ちということで手ぶれを防止するのにシャッタースピードを1/50でやめておきました。
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PENTAX K-5Ⅱ ISO100 f/9.0 1/50 |
今回はシャッタースピードを変えて撮影しましたが、露出補正のプラスとマイナスでも可能です。
LightroomでHDRを作る!
HDRというのはHigh Dynamic Rangeの略で明るい部分と暗い部分を表現するための技法です。
ではLightroomで先ほどの明るい写真と暗い写真を選択。
ShiftキーもしくはControlキーを押しながら写真を選択すれば良いです。
次に「写真」という項目を開き「写真を結合」→「HDR」と選びます。
これでHDR結合のプレビューが出てきます。
いかがでしょう?先ほどの2枚の写真のイイとこ取りの画像が現れました。
「自動整列」と「自動階調」はチェックをつけておきます。
自動整列は写真の微妙なズレを合わせてくれますし、階調の方は合成後の画像の明るさなどの調整をしてくれます。
次にゴースト除去量の調整ですが、写真を合成した時に写真ごとに違っている(動いている)部分を除去してくれます。
「強」でやると左下の赤部分が該当か所です。
次に「中」に変えてみました。
だいぶ小さくなりましたね。
この辺は状況を見て選択してみてください。
最後に右下部分の「結合」ボタンを押すことで合成が完了です。
ファイル名に「-HDR」とついたのがHDR合成されて出力されたファイルになります。
RAW現像で微調整
Lightroomではそのまま画質調整の「現像」を行えます。
例えば角度補正で水平を出したり、色温度などここで微調整。
合成時に「自動階調」のチェックを入れておくと、それぞれ自動計算してくれておりますので、あとはお好みで調整しましょう。
さいごに
実は初めてHDR合成をLightroomでやったのですが、超簡単でしたよ。
このように明るいところと暗いところが極端でうまく撮影できない場合には明暗それぞれの写真を撮影して、後から合成してみましょう。
最近ですとカメラ本体やスマホの機能でもHDR撮影ができるものもありますので、状況によって使い分けすると良いですね。
スマホのHDRも非常に優秀なものもありますので。
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