こんにちは、ゆたか(@goyutaka)です。
昨年の5月にヤマハさんのボートスクールで二級小型船舶の免許を取得してからボート遊びを楽しんでおりますが、先日「一級小型船舶免許」の試験に合格することができました!
一級免許は二級と比較すると操縦できる船の大きさは変わりませんが、海岸からの距離制限がなくなりどこでも操船可能となります。
※水上バイクは別途特殊免許が必要です。
あとは勉強によって操船や海図などの知識量が増えますので、より安全にクルージングを楽しめるというメリットがありますね。
今回は二級免許からのステップアップや勉強法について書きたいと思います。
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二級から1年以内にステップアップを勧める訳
最初から一級を目指す人はこの記事は参考になりませんのでご了承ください。
二級免許からのステップアップだと、まず学科試験の問題数が非常に少なくなります。
上級科目だけになりますので、解く問題はたった14問!です。
しかも実技試験は免除ですので、かなり楽。
そしてもう一つは、前回の試験日から1年以内であれば身体検査も免除になります!
この部分、試験の案内とかに親切に書いてはおりませんので、二級合格して1年以内の人は試験機関のJMRAにメールや電話で問い合わせして有効確認してください。
私は電話で問い合わせしたら身体検査免除になりますので、試験申し込み書の封書に試験実施日と受験地がわかるようにメモを同封してくださいと言われました。
身体検査自体は目の検査ですので、何もビビることもありませんが試験費用が安くなります。
赤紫の四角枠は一発で一級試験を受ける場合の受験料ですが、ステップアップだと身体検査と学科試験で合計¥10,050。
身体検査も免除だと黄緑枠の¥6,600になりますので、相当負担が軽くなります。
なので、1年以内のステップアップをオススメします。
一級試験に必要な道具
一級の試験では海図問題がありますので、三角定規2枚とディバイダ・コンパスが必要になってきます。
私は、建築の専門学校に通っていたので上記の道具は製図で使っていたので20年前の道具を引っ張り出してきました。
道具の選び方ですが、三角定規は海図上のコンパスの方位を平行移動させる作業に利用するので小学校で使ったような小さな三角定規では全然足りません。
30cmくらいの辺があるものが良いと思います。
※参考商品
次にディバイダーとコンパスですが、私の使っていたやつは小さくて効率が悪かったので、こちらも適度な大きさが必要ですね。
下の写真で海図上に変針地点のCとDの距離を測る場面で、ディバイダが届いてないのです・・・
測ってみると17cmくらいの距離ですので、ココを一発で測れるサイズのものを用意したほうが効率も精度も上がります。
※試験では三角定規以外の普通の定規は持ち込み不可です
Amazonの商品説明ではどこまで広がるのかよくわからなかったので、文房具店で選んだほうが間違いないかもしれません。
一応海図用を添付しておきます。
テキストは1冊だけ購入しました。
これがステップアップ試験用の問題集になっており、海図もついております。
他にも1冊買おうかとも思いましたが、結局これでなんとかなりました。
以上が試験に必要なものですね。
勉強はどれくらい?
試験を受けることを決めたのは約2週間前です。
申し込み自体は試験日の1週間前が到着締め切りですので、試験日を確認して申請しましょう。
試験勉強をした日程ですが、フルで勉強すれば2週間でしたが、正味4日くらい集中してやった感じで、特に海図試験は初めて見るものでしたので、まずはテキストに付属している海図を15枚程度コピーして、これで練習問題を解きました。
テキストの最初のページに「解く手順」が記載された問題がありますので、それに従って海図問題を解いていきます。
ポイントは、方位をきちんと理解してずれないようにその線を平行移動できる事と、経度・緯度のメモリ読みを理解すること。
そして、「速さ・時間・距離」の掛け算・割り算と時間当たりの燃費を電卓を使わずに計算できる事で解くことができるようになります。
あとは海難事故の文章問題を読んで的確に判断できることと、機関系統も問題を理解することですね。
海難事故は常識的な問題ですし、機関の問題は車好きだったりすると理解しやすいですね。
私はマーカーペンと赤シートを使って暗記的に勉強しました。
私が苦手だったのは気象問題。
なかなか暗記も頭に入らなかったので中高生の理科的な解説のYOUTUBEを見て風向などを少し勉強してみましたよ。
最悪ここはできなくても他で点数を取れるようという勉強をしました。
試験問題は14問ですが、10問正解を取らないと合格しませんので結構間違えられないので、海図と上級運行Ⅱはパーフェクトで行けるように繰り返し問題を解いて覚えました。
さいごに
小型船舶免許は試験終了後に回答が廊下に張り出されるので、その日に自己採点して結果がある程度わかりますので、自分も変なマーク間違いがない限り大丈夫という状態で合格発表日を迎えました。
JMRAのHPで合格発表確認が可能ですので、スクールなどの養成機関を利用せずに受験した場合は合格証と申請用紙を直接取りに行くなどの対応が必要です。
私も横浜のJMRAに行って下の写真の書類を一式頂いてきました。
あとは必要事項の記入や写真を揃えて、最寄りの運輸局に行って免許申請となります。
自分で申請する場合の手順は、先日「特定免許」申請を行った時の記事を参考にしてください。
来週運輸局に行って免許申請してきます。
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