こんにちは、新米船頭のゆたか(@goyutaka)です。
ことわざで「船頭多くして船山へ登る」と船頭が多いと見当違いの方向へ進んでしまうという事で、あまり良くない意味ではありますが、レンタルボート遊びは船頭(船舶免許保持者)が多いと、メリットがたくさんありますのでオススメします!
以前、ジェイス関東で行われたボートのスキルアップイベントで知り合った人たちがクルージングのクラブを作って楽しんでおり、私もお誘いを受けてメンバーになったのですが、こういう遊び方ってとっても良いな〜と感じました。
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経験を合わせることができる
船の免許取得時にすでにボートに触れる環境にあった人であれば知人が船舶免許保持者ということも多いかと思いますが、個人的に楽しみたいと思って船舶免許を取った人は意外と周りに免許持っている人がいないのではないでしょうか?
クルージングも免許保持者の自分とその友達・家族で行くので、すべて自分一人で決めて操船して・・・と船長はなかなか責任重大なんですよね。
気軽にトイレにも行けないし・・・。
複数の免許保持者で行くと、ある特定の海域を経験していたり、レンタルボートの船種を既に体験しているなど、航行ルートを決めたりする場合にとっても心強いです!
今回のクルージングでは、ちょっと風予報が強く出ていたので、実際に風が強くなってきた場合は、この辺の海域に逃げて楽しもう。
や、舞浜付近も航行予定に入れておりましたので、この辺は浅瀬で乗り上げ注意ポイントがあるので、そんな話もしながら予定を決めました。
スキルアップの為の練習もできる
私の所属するクラブの方針は、皆のスキルアップという大命題があるのでクルージング中に少し時間を割いて全員がトレーニングを行います。
免許を取った人が一番課題となる「離着岸」のトレーニングをしています。
いろいろな風向きや潮流でピタッと着岸点につけるのは、なかなか一朝一夕にはいかないのです。
クルージングで出かけた時も、目的地に向かって操船する時間はそれなりに長いですが離着岸はせいぜい1回づつしかしませんので、なかなか技術向上がしにくいポイントなんですよね。
着岸時のプレッシャーは、
・目的のポイントにうまく着岸できるか?
・船を桟橋に思いっきりぶつけて破損させてしまわないか?
という2つのプレッシャーがかかるのですが、後者の「ぶつけて破損」を回避できるように、接近しすぎたらフォローで岸壁にぶつからないように他の人がボートフックという棒で接近を止めます。
この辺は免許保持者ならでは、何も言わずともフォローの仕方がわかるというのが最高です。
友人や家族を乗せてのクルージングでは、わざわざこんな時間を割くこともできませんし、あまり格好良くないので見せたくないシーンですよね。
そんな事に時間を割いてトレーニングするのも、船頭が多いクルージングならではかな。
費用もシェアで、安く乗れる
今回レンタルしたのは、8人乗りのFR-23。
このFR-23は「アクティブセダン」という名前のごとくキャビンも広くて、夏はエアコンも効くし、雨天や寒い季節もキャビン内で快適に過ごせます。
船内には簡易ベッドスペース的に使える場所があったり、
もちろんトレイも完備。
23ftのサイズでクルージングにはとっても快適なボートです。
これを今回レンタルした勝どきマリーナでの利用料金はレギュラーシーズンの1日使用で¥36,000、ハイシーズン(6〜9月)だと¥38,100かかります。
そして使用したガソリン代がプラスαになりますので、1日遊ぶとそれなりに出費になりますよね。
1家族で行くと全額自分負担になりますので、なかなか財布に厳しいです。
今回の場合だと、参加人数全員で割れますので1人あたり数千円で1日クルージングとスキルアップが楽しめる訳です。
費用を均等にシェアできるのは、とっても良いですよ。
さいごに
私も免許取得後家族で釣りに行ったりしましたが、初心者船長が慣れるまでには時間と回数が必要です。
こんな感じで船舶免許保持者が集まってクルージングができると、都合に合わせて参加したりもできますし、ホント心強いし経験値が上がります!
友人・家族と乗るときにはレベルアップして出港できます。
免許は取ったけど、なかなか勇気がなくて乗りに行けない!という人は、ボートのイベントに参加したりして新たな友人を作ってみてください。
とっても世界が開けますよ!
年齢も職業も全く違う人と、同じ趣味を通じて集まるというのはとっても楽しい世界です。
今回のクルージング会の後に行った忘年会にて集合写真をパチリ!
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