工事写真用カメラにOLYMPUSのアウトドアカメラTG-860を買ってみた


こんにちは、建築施工管理技士のゆたか(@goyutaka)です。

今回工事写真を撮る為のカメラが必要になり、OLYMPUSのアウトドアカメラが比較的安くて私の必要スペックを満たしておりましたので購入しました。


工事写真だけでなくアウトドアユースでも使えるカメラなので良い感じですよ。



購入基準としたスペック

購入するに当たって、下の基準でカメラを選びました。

・レンズ部分の出っ張りが無い(もしくは少ない)
・防水防塵、耐衝撃性
・バリアングルの液晶
・ズームが効く
・安い

という5点を購入の基準としました。

ゼネコンで使う様な工事写真用カメラ(OLYMPUSの工一郎など)のスペックは必要が無いので、水が掛かっても汚れても大丈夫なレベルという事でアウトドア仕様カメラの中から選び、カメラ量販店で価格も¥28,000弱だったOLYMPUS TG860を選びましたよ。

【2018/9/17追記】
現在は後継機種が販売されておりますので参考まで。
外観

外形寸法は112.9mm×64.1mm×27.6mmで胸ポケットにも入る大きさ。
デザイン的には、縦でも横でも良さそうな感じに刻印が入っております。
レンズ部分が出っ張っていないので、ポケットやカバンにいれても邪魔になりません。


そしてバリアングル(可動式液晶モニター)が180度まで回転します。
下の写真の状態だとセルフィー(自撮り)も可能ですので、仕事以外のアウトドアレジャーでも役立ちそう。


防水仕様は水深15mまで大丈夫な性能。
そして耐衝撃性は2.1mからの落下テストをクリアして、100kgfの荷重を掛けても問題無し。
※液晶は閉じた状態です。

工事現場で使ってみる!

通常の撮影は省略。

ちなみに広角側は21mm(35mm換算)で、かなりワイドです。
21mm時には若干画像のゆがみが気になりますが、画像補正も行ってくれます。
ズームは5倍で105mm(35mm換算)まで行けます。

現場で良く撮る写真で、材料写真を接写で撮る時にどこまで寄れるか?という性能はスーパーマクロモードで1cmまで寄る事が可能です。


そしてバリアングルを希望していたのは、つらい姿勢でカメラを構えたくないからなんです。

例えば床から約1mくらいの高さの被写体。
屈んで撮るという動作も出来るだけ少なくした方が、体制的にも楽なのでここで90度可変してみました。


そして、自分の身体が入らない(入りにくい)場所での撮影にも重宝します。

床下点検口を開けて、床下の点検でもまず入らずに見える範囲をカメラで探るときにも90度可変させてあげることで、狙った位置での撮影が可能です。


欲を言えば可動範囲が単純に180度ではなく下向きにも液晶が曲がってくれた方が良いなと最初は思ったのですが、カメラの天地を逆にする事で全く問題なく撮影可能でした。

下の写真は天地逆にしていますが、液晶画面の表示はくるっと回転して普通に見える状態になってくれます。
この体制で液晶を90度曲げれば、天井点検口を開けての撮影でも身体を入れる事無く狙った位置の撮影が可能になります。


さいごに

もちろん本格的に建築工事の工事写真でも使えるようにCALSモードもあり、CALS(公共事業支援統合情報システム)準拠の画像サイズで撮影もできます。

このTG-860の上位機種であるTG-4とも迷いましたが、バリアングルでは無い事と価格が¥45,000程度まで上がってしまう部分で選択から外しました。


ちなみに本格的工事用カメラの「工一郎」は¥63,000弱しますので、私の使用用途ではココまでは必要がなかったので選択外としました。


ここ数日、工事現場以外の仕事でスナップ写真を撮影していますが、コンパクトで非常に使い勝手が良いです。

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