こんにちは、犬より猫派のゆたか(@goyutaka)です。
今回DMM.make AKIBAでおこなわれたイベントで、ワンちゃんの気持ちが可視化できる犬用のウェアラブルデバイスの開発現場をinupathy(イヌパシー)の山口さんにプレゼンして頂きました!
ちなみにinupathyは、「Insight(洞察)+Empathy(共感)+犬」の造語です。
以前、犬の吠え方を解析してくれるデバイスがありましたが、これは吠えなくて解析してくれますので、よりワンちゃんの気持ちがわかりそうですよ!
光で感情を表すウェアラブルデバイス
このウェアラブルデバイスは光で犬の感情を表します。
サンプル動画を見せて頂きました。
下の写真では赤く光っておりますが、「不安」を感じているとの事。
ちなみにこの写真はちょうど地震があった直後の状態。
山口さんが話しかけたり、触ったりする事で気持ちが落ちついてきます。
落ち着くとブルーの色に変化。
その時の動画がコチラ。
今度は実際に現場で見せて頂きました。
エサの袋をゴソゴソすると、レインボーに点灯。
この状態は喜んでいる状態。
このウェアラブルデバイスをつけていると、いろんな色にLEDが変化しますのでリアルタイムで気持ちを読み取ることができちゃいます。
犬の気持ちをどう計測する?
飼い主さんによっては、こんなのつけなくても気持ちはだいたいわかるよ!という方も多いかもしれません。
この開発者の山口さんの実例ですが、ワンちゃんと遊んであげているとき喜んでくれていると思っていましたが、実際には喜んでいない!?という事が獣医さんとの面談で発覚したようです。
わかっていると思っていても、実際には違う可能性もあるのです。
人間と犬は違いますのでね。笑
では、何を指標にこのウェアラブルデバイスは発光するのか?というと「心拍」を測定しているのです。
どうやら人間と犬の心拍の変化は全然違うようで、犬の心拍はかなり細かく上下動しています。
ここがポイントで、犬の心拍は気分の影響を受けているという事で、この部分を可視化する取り組みを始めたのです。
現時点で約30匹のユーザーテストも完了して、概ね好評だったという結果だそうです。
さいごに
このinupathyはまだ量産化までは至っておりません。
が、まず11月初旬にWEBサイトの公開を行って、半ばくらいからクラウドファンディングにて資金調達を開始する予定で進んでいるようです。
先ほどのデバイスの他に、アプリで遊びの記録をしたりユーザーが交流できるような事も検討しているようです。
言葉の通じないワンちゃんの事がわかるようになるウェアラブルデバイスは、ポジティブに犬と人間の関係を構築するツールになりそうですね。
ワンちゃんとのより良い関係に期待する方は是非クラウドファンディングで応援してみて下さい。
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