日産リーフで高速道路走行!100%電気自動車で感じた3つのポイント

こんにちは、電気自動車(EV)初体験中のyutaka(@goyutaka)です。

日産自動車様より2週間のモニターでリーフをお借りしており、この期間にいろいろチャレンジすべく乗らせて頂いております。
今回はリーフで初めて高速道路を走ってみましたが、その時感じた3つのポイントを書きたいと思います!


良いと感じたポイントが2点と少しマイナスなポイントが1点です。


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1.加速がスムーズで気持ち良い!

まずはプラスなポイントから。
電気自動車(以下EVと記載)ってとっても非力に見えてしまう印象だったのですが、乗ってみたら全然違いました。

高速道路に乗る時には料金所を通過してから加速車線で本線を流れている車の速度域まで一気に加速して合流していきますが、ここの加速がメッチャ気持ちよい加速をしてくれます。
私は普段1500ccのミニバンに乗っていますが、リーフの加速は驚きでした。


アクセルを踏み込むとシートに身体が押し付けられるほどの加速を見せてくれます。
もちろんECOモードは切らずに走っていて、踏み込めばリニアに反応してくれるのです。
EVは爆発的な加速はしてくれなさそうなイメージがありましたが全然違います。

数値で調べてみると、0-100km/hは11.5秒。
ガソリン車のノートの2WDは11.8秒、PHVのプリウスは11.4秒と同クラスの車と比較してもそんなに速くはありません。
では、ナゼ加速が良く感じたのか?

日産のリーフ公式HPに出ていたグラフですが、ガソリン車と比べて初期加速の曲線が非常に滑らかです。
EVはモーターの回転数だけでスピードを上げて行きますが、ガソリン車はギアを変えながら加速するので、その特性と全く違うのです!

日産リーフ公式HPより
モーターは中低速域のトルクも高いので、車体をグイグイ引っ張っていく感覚を感じる事ができます。

そして滑らかに音もなく加速していきますので、非常に乗っていて気持ちよい。
こちらもリーフの公式HPからですが、静寂性は日産の高級車フーガに匹敵する性能なんです。

日産リーフ公式HPより

2.クルーズコントロールとEVが相性良い!

そして2番目もプラスポイント!
今回お借りしたリーフは「クルーズコントロール」が装備されています。
グレードSはクルーズコントロールが無いですが、XとGグレードには標準装備です。

ハンドル右手部分の赤枠部分のボタンが設定ボタンになります。
速度を希望速度まで加速・減速してから設定するとその速度でキッチリ走ってくれます。


走行中のモーターの出力状態がわかるパワーメーターを見ていると、上り坂や下り坂でリニアに反応して速度をキープしているのが一目瞭然。


先ほどパワーメーターが2つ点灯していたのが、上り坂では3つ点灯。
その差を全然感じさせない自然な加減速で、これもEVとの相性が良い点ではないでしょうか?


写真では設定速度を90km/hとしていますが、この速度を1km/h毎にワンクリックで調整できてしまうのも非常に快適です。

高速道路で比較的すいている場合など、運転がとても楽で疲労度が軽減できます!

3.充電ポイントは事前チェックがマスト

3つ目はマイナスな点ですね。
高速道路に充電設備が整ってきているとは言え、まだまだ多くはないので事前に計画して行かないと電欠に見舞われる事にもなりかねません。


今回のルートは行きは外環自動車道から東北自動車道と北関東自動車を使って高速走行が128km。
帰りは常磐自動車道から外環自動車道を使う121kmのルート。

カタログ値のリーフの最大航続距離は228km(JC08モード)ですが、残念ながら私はこの航続距離の表示にはならず、Maxで140km程度でしたので、先ほどの高速道路の走行距離を考えると、かならず走行途中で充電が必要となります。

行きのルートは、羽生PAでチャージで30分。


帰りは守谷SAでチャージ。
今回は余裕をもって到着出来る程度にチャージで16分。


高速道路のサービスエリアで急速充電器が設置されている所は増えてはおりますが、自分が乗るICと降りるICを考慮しながら充電ポイントを事前に決めておかないと電欠が心配になってきます。

それと充電設備があるサービスエリアでも、充電器が1基というところが大半かと思いますので、充電待ちに当たる可能性も高いです。
私も行きも帰りも先客がおりましたので、若干待ってのチャージ開始。

充電待ちのスペースも用意されていないので、サービスエリア自体が混み合っているときは仮に停める位置も意外とネックになります。(一方通行路が多いので)


もちろん充電は30分が1回あたりのMax充電時間ですので、その待ち時間の過ごし方もポイントになってきます。

さいごに

EVは乗ってみると非常にその独特の加速や静寂性など非常に魅力的でした。
高速走行時にモーター出力を上げるとバッテリーの消費も多くなりますので、そのバッテリーマネジメントは必要になってきます。

それでも充電する時間を快適に過ごすプラン(SAで買い物や食事を楽しむなど)を組めると、この点もマイナス度が薄れてきますね。


メリット・デメリットそれぞれありますが、EVの走行性能は私は非常に気に入る事ができましたよ。
今後バッテリー容量や消費電力など改善が進むと、もっともっと一般的なクルマになってくるのかと思います。

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