こんにちは、やっとスライドダンパーを使う事にしたyutaka(@goyutaka)です。
キットのままですと金属製のプレートが標準ですが、どうも重量的に不利な気がしたりと使用していなかったのですが、2014年の公式大会を見ているとスライドダンパー(以下スラダン)を付けたマシンが勝ち上がっている気がしましたので、今回やっと製作する事としました!
以前にスライドシャーシという仕組みも作ってみましたが、取付する上で気をつける事があったり、実際の公式大会で一度使用しましたが存分に性能を試す前にコースアウトしてしまったため、まだ実際に検証が出来ておりません。
【関連記事】
デジタルカーブでの大きくかつ連続する衝撃をこのスラダンが吸収してくれるので、デジタルの抜ける速度が全然違うと皆さん言われます。
そして、レースを見ているなかでもう一つのメリットと思われる部分もありましたよ。
下の写真のようにスロープを登ってすぐにコーナーが出てくるようなコース。
スピードが高いほどコーナーに寄った位置に着地しますが、このような場合も衝撃を吸収してくれてコースに弾かれるのを抑える効果が見られました。
最近デジタルカーブや、ハイスピードコースの出現率が多いですので、持っていて損は無いパーツだと思います。
標準だと金属プレートで重量が増したり、衝撃でプレートが曲がったりするということもあるようですので、軽量で強度が高い「カーボン」を加工して作ってみました!
今回使用したのは下の2つ。
・フロントワイドスライドダンパー
・ARシャーシカーボンフロントワイドステー
限定商品でやっていますが、通常商品で問題ありません。
加工するのは、ワイドステー部分のみです。
【1】 ワイドステーと金属プレートをビスで合わせる
左右のビス穴を使って2枚のプレートを固定します。
ビス長さはプレート2枚+ロックナットが掛かれば問題ありません。
【2】金属プレートを定規にしてスリットを作る
ピンバイスを使ってまず穴あけをします。
カーボンは硬いので電動ドリルの方が早くて良いと思います。
1.8mm(溝より小さめの穴で)のドリルで穴あけをしていきます。
このように連続して穴をあけると次の工程が楽になります。
金属製のヤスリを使って、先ほどの穴をつなげてかつスリットを金属プレートに合わせて削って行きます。
スリットの出来上がりは、こんな感じ。
左右ありますので同じ様に仕上げて下さい。
【3】真ん中のスプリングをセットする穴をあけます
やり方は先ほどのスリットと同じで、した穴をあけてからヤスリで削ります。
【4】はみ出ているカーボンを削る
まずは下側のカーボンを削りますが、先ほど同様に穴あけします。
このように連続穴を作ると加工しやすいです。
そして穴部分にニッパーを入れたりして切り離します。
切り離した後にヤスリで形を整えると削る量が少なくて済みます。
上部の少しだけはみ出ている部分はヤスリのみで整形して行きます。
このように金属プレートを定規にして、形を作って行きますと下の写真のようにカーボンが削りあがります。
形が整ったらテストをしてみます。
スラダンのキットをこのカーボンプレートを使って組んでみてスムーズに動作するか確認です。
テストの結果、最大に動いた時にきちんと戻らない現象が発見されました。
スリットの部分がキツかったり、スプリングがスムーズに伸縮しないなどの状態があると引っ掛りますので、少しずつ削ってスムーズに動く様にして下さい。
微調整が終わったら完成です!
重量測定してみます。
標準の金属プレートは5g。
カーボンプレートは3g。
あれ?意外と2gしか差が出ないのは驚きでした。
重量で考えると、これぐらいなら金属プレートのままで行っても良いかな?と思ってしまいますね。
曲がるなどの現象を回避できるというのが大きなメリットでしょうかね。
次回以降で実際にシャーシに搭載してみたいと思いますので、今後の記事にご期待ください。
【今回の材料】
最後まで読んで頂きありがとうございます。 役に立ったり気に入って頂けましたら、是非フォロー&シェアをお願いします!
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キットのままですと金属製のプレートが標準ですが、どうも重量的に不利な気がしたりと使用していなかったのですが、2014年の公式大会を見ているとスライドダンパー(以下スラダン)を付けたマシンが勝ち上がっている気がしましたので、今回やっと製作する事としました!
以前にスライドシャーシという仕組みも作ってみましたが、取付する上で気をつける事があったり、実際の公式大会で一度使用しましたが存分に性能を試す前にコースアウトしてしまったため、まだ実際に検証が出来ておりません。
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スライドダンパーが有効な場面は?
デジタルカーブでの大きくかつ連続する衝撃をこのスラダンが吸収してくれるので、デジタルの抜ける速度が全然違うと皆さん言われます。
そして、レースを見ているなかでもう一つのメリットと思われる部分もありましたよ。
下の写真のようにスロープを登ってすぐにコーナーが出てくるようなコース。
スピードが高いほどコーナーに寄った位置に着地しますが、このような場合も衝撃を吸収してくれてコースに弾かれるのを抑える効果が見られました。
最近デジタルカーブや、ハイスピードコースの出現率が多いですので、持っていて損は無いパーツだと思います。
カーボン加工で作ってみる!
標準だと金属プレートで重量が増したり、衝撃でプレートが曲がったりするということもあるようですので、軽量で強度が高い「カーボン」を加工して作ってみました!
今回使用したのは下の2つ。
・フロントワイドスライドダンパー
・ARシャーシカーボンフロントワイドステー
限定商品でやっていますが、通常商品で問題ありません。
加工するのは、ワイドステー部分のみです。
【1】 ワイドステーと金属プレートをビスで合わせる
左右のビス穴を使って2枚のプレートを固定します。
【2】金属プレートを定規にしてスリットを作る
ピンバイスを使ってまず穴あけをします。
カーボンは硬いので電動ドリルの方が早くて良いと思います。
1.8mm(溝より小さめの穴で)のドリルで穴あけをしていきます。
このように連続して穴をあけると次の工程が楽になります。
金属製のヤスリを使って、先ほどの穴をつなげてかつスリットを金属プレートに合わせて削って行きます。
スリットの出来上がりは、こんな感じ。
左右ありますので同じ様に仕上げて下さい。
やり方は先ほどのスリットと同じで、した穴をあけてからヤスリで削ります。
【4】はみ出ているカーボンを削る
まずは下側のカーボンを削りますが、先ほど同様に穴あけします。
このように連続穴を作ると加工しやすいです。
そして穴部分にニッパーを入れたりして切り離します。
切り離した後にヤスリで形を整えると削る量が少なくて済みます。
上部の少しだけはみ出ている部分はヤスリのみで整形して行きます。
このように金属プレートを定規にして、形を作って行きますと下の写真のようにカーボンが削りあがります。
微調整する!
形が整ったらテストをしてみます。
スラダンのキットをこのカーボンプレートを使って組んでみてスムーズに動作するか確認です。
テストの結果、最大に動いた時にきちんと戻らない現象が発見されました。
スリットの部分がキツかったり、スプリングがスムーズに伸縮しないなどの状態があると引っ掛りますので、少しずつ削ってスムーズに動く様にして下さい。
さいごに
微調整が終わったら完成です!
標準の金属プレートは5g。
カーボンプレートは3g。
あれ?意外と2gしか差が出ないのは驚きでした。
重量で考えると、これぐらいなら金属プレートのままで行っても良いかな?と思ってしまいますね。
曲がるなどの現象を回避できるというのが大きなメリットでしょうかね。
次回以降で実際にシャーシに搭載してみたいと思いますので、今後の記事にご期待ください。
【今回の材料】
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