アライグマの爪痕調査講習会に参加!

こんにちは!

私の参加している「トトロのふるさと基金」の活動の調査部会での企画で「アライグマの爪痕調査講習会」に参加してきました。

結構身近に出没するという情報は耳にしていましたが、実際に見た事が無かったので、この機会に生態なんかを勉強するのも良いかと思い、夏休みの子供達も連れて、くろすけの家まで午前中に行ってきました。


結構な人数が参加していましたね。
我が家と同じく、子供連れもおりました。



アライグマとハクビシンについて、生態を座学で1時間ほど。
農作物被害だとか、家屋に住み着くと天井裏での糞、あとは感染症などが多いんですね。
アライグマはラスカルブームで、日本でも増え、そして飼えなくなって森に放置されて増えていったという過去があるようです。


足の形が両者では異なる様で、足跡で見分けがつくんですね。


座学の後はフィールドワークへGo!

爪痕を探すのは、神社が最適という事で、周辺の神社数件で実際に爪痕を探しました。
神社は木造建築で、柱がむき出しになっているので、そこを登る事で出来た爪痕を探す事で、生息範囲を確認出来るようです。

そして、発見しました!


上の写真は少し見にくいのですが、爪痕よりも泥がついた足跡の方が目立ちます。
以外と、泥は落ちずに痕跡を残しているようです。


こちらは、ちょっと古い爪痕。
比較的長く引っ搔き傷が付いています。
傷部分の木の色が、他の部分と同化しているので、年数が経過しているという判定になるのですね。


そして、こちらも爪痕です。


2時間程度の講習でしたが、今までこの様な観点で物を見ていなかったので、これからは爪痕がわかるようになりましたので、自然環境に関する知見が少し広がりましたね〜。

子供達も、今日の勉強を通じて自然に興味をもってくれれば良いです!